学ぶ姿

おとなの学校とは

 【おとなの学校】は、高齢者の生活意欲や自立意識を高める事を第1の目的とした、『学校』をコンセプトとする介護施設を運営するサービスです。平成17年秋、重度認知症高齢者でも「学ぶ場」を提供することで、いきいきするのを発見したことから始まりました。

 校歌の合唱で始まる毎日、制服を着た時の緊張感など、『学校』をコンセプトとすることで、誰もが自然に表情が明るくなりました。更には「学ぶ喜び」、そして「仲間がいる安心感」が高齢者の自立意識を高め、生活意欲の向上にも繋がることが話題となり、多くのマスコミをはじめ、厚生労働省や経済産業省からも先進的な事例として取り上げていただいております。

おとなの学校の特長

  • 学校生活を再現した空間で、いつも「ありがとう」と「おめでとう」が溢れています。
  • 同じ仲間と共に学び、生活をともにすることでお客様の意欲を引き出します。
  • 授業は知識を学ぶのではなく、昔のことを思い出す『回想法』となっています。そのため、認知症がある方でも授業に参加できます。
  • 季節の行事に加え、通知表、成果発表会、運動会、文化祭など学校特有の行事もあります。

「おとなの学校」の授業

 「おとなの学校」では、まるで学校で過ごしているかのような1日を過ごします。朝は朝礼から始まり、1時間目、2時間目・・・と、時間割に沿った「授業」があります。お客様は「生徒」として、おひとりおひとりが「教科書」を持ち、「先生」のスタッフの授業に参加されます。

 「授業」「教科書」という言葉は難しく聞こえますが、大切にされているのは、「笑う」「喜ぶ」「感謝する」の3つの言葉。実際の授業をご覧になれば、笑いあり拍手ありの大変盛り上がる時間になっていることがすぐに分かります。普段は立ち歩いてしまう方も、物静かで無口な方も、ベッドの上で動くのが難しい方も、授業の時間には、落ち着いて耳を傾けてくださり、我先にと発言をしてくださり、先生の方をじっと見つめてくださいます。

回想法

 授業の秘訣は「教科書」と「回想法」にあります。回想法とは、昔の懐かしい写真や音楽、昔使っていた馴染み深い家庭用品などを見たり、触れたりしながら、昔の経験や思い出を語り合う一種の心理療法です。1960年代にアメリカの精神科医、ロバート・バトラー氏が提唱し、認知症の方へのアプロ―チとして注目されています。
 回想法で皆様が昔を思い出すとき、それは脳の中で映像として浮かびます。それを言葉にして話そうとすると、脳の様々な部分が一斉に働き出して、意欲的にもなってくるのです。「学校」という場も大切です。隣の方が思い出話をすれば、ついつい「私も・・・」「私の場合は・・・」と話したくなってくるのです。

おとなの学校メソッド

おとなの教科書

 おとなの学校をサポートするのが、高齢者向けに開発された教科書『おとなの教科書(旧:おとなの学校メソッド)』です。どのページもカラフルな写真と回想法の問いかけが満載。現在、全国500超の施設で活用されている「教科書」は、毎月新たなものがお客様のお手元に届きます。

当グループのおとなの学校 紹介

おとなの学校 八角堂校

サービス名:特別養護老人ホーム
住所:熊本市西区花園二丁目10-16
定員 : 35名(入所29名、短期入所6名)
お問合せ : 096-322-7255(担当 小森)

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おとなの学校 花園校

サービス名:地域密着型通所介護
住所:熊本市西区花園二丁目10-16
定員 : 15名
お問合せ : 096-322-7255(担当 森田)

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おとなの学校 三郎校

サービス名:地域密着型通所介護
住所:熊本市中央区三郎1丁目1-80
定員 : 18名
お問合せ : 096-381-0275(担当 原田)

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おとなの学校 船橋本町校

サービス名:地域密着型通所介護
住所:千葉県船橋市本町6-4-20-102
定員 : 10名
お問合せ : 047-422-1755(担当 秋吉)

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おとなの学校 船橋前原東校

サービス名:地域密着型通所介護
住所:千葉県船橋市前原東3-9-9-1A
定員 : 10名
お問合せ : 047-493-1500(担当 脇田)

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